アンテナチューナー AH-4について
2012年12月8日(土)/ 12月9日(日)
アンテナチューナーAH-4の調整A
今日は、アンテナチューナーAH-4の調整を行いました。
これまで、ワイヤはベランダに沿ってベランダの手すりに沿って這わせてありましたが、本日これを手すりから離して、ベランダの空中になるように張りなおしました。若干、ベランダに出て洗濯物を出したり入れたりするのに不適切ですので、注意が必要な状況ではあります。
9日、10日と実戦で私用しましたが、今日現在の感触としては、はやりモービルホイップの方が優れている、というのが結論です。
メーターの読みという意味ではあまり差がないことがありますが、とびという意味ではおそらくホイップアンテナのほうが格段に優れているのではないかと思われます。ただ、その度合いは、著しいというまで入っておらず、たとえば強力に入館している局に最大出力(東京の場合は100W)で返信するのであれば、目立たないかもしれません。ただ、CQを出して、ノイズレベルすれすれの局を拾おうとすると難しい部分がアンテナチューナーではあり、それはホイップアンテナなら何とかなる、そんな感じです。
ただ、いちいちアンテナを変える必要がないのは、なんといっても魅力です。強力な局との交信にある程度活動を限定するのであれば、HFをアンテナチューナーとロングワイヤで対応するのは悪くないアイデアと思いました。また、移動運用なども手軽に行えるという意味で、大変良いのではないかと思います。
自分としては、これからは、CQを出すのなら、モノバンドのモービルホイップをやはり立てようと思います。ただ、他バンドをいっせいにやるような場合や単なる応答であれば、アンテナチューナーとロングワイヤの組み合わせも平行して考え、たとえばバンド状況のチェックなどにはある意味積極的に活用したいと考えています。
まだ、間違ったところがあるのかもしれませんが、上記のようにまとめさせていただきます。
2012年7月22日
アンテナチューナーAH-4の調整
本日、アンテナチューナーICOM AH-4の調整に
「成功」しました。これまで、AH-4はあったのですが、どう聞いても単バンドのモービルホイップのほうが性能が良いため、ある意味あきらめておりましたが、張るワイヤーの長さを変えたところ、大幅に受信性能が向上しました。
私のマンションは、ベランダがL字に曲がっており、一辺は南に、もう一辺は西に向いております。AH-4に付属しているケーブルが5mであったため、ケーブルの引き入れ口の関係から、ワイヤーはこれまで南に面したベランダに沿って張ってありました。長さでいうと約5mくらいでしょうか。ただ、これでは、顕著にモービルホイップの方が性能が勝ります。
本日は、あまっているビニル導線をこれまでのワイヤーに継ぎ足して10m弱として、南向きのベランダを越えて西向きのベランダに90度まげて数メートル延長しました。
そうしたところ、急激に感度が上昇し、本日入感状況の良かった7MHzでは、モービルホイップとさほど変わらない受信状況になりました。気をよくして、チューニングを取りながら、本日盛んであった各地のコンテストに順次答えていきましたが、問題なく先方でピックアップいただけました。『飛び』もモービルホイップと違わないとの印象です。さらに、これまで一度も出たことなかった3.5MHzでも、QSBのために少し難しかった部分はありましたが、CWにて初交信(愛媛県と)成立しました。
結果的に、ロングワイヤーの持つ指向性の成果と思います。相対的に南北にワイヤーを張ることで東西の電波が取れやすくなったのかと思います。結果的に人口の多い2エリアから6エリアにかけてがカバーできるようになった、ということかと思っています。
しかし、AH-4が使えるようになると、いちいちベランダに出てアンテナを調整する必要がなく、非常に楽です。ワイヤも手すりにかけてあるような状態で、風でも安心です。
引き続き使い勝手は点検するにしても、大変都合の良い状態となりました。